日本は外国からたくさんの食べものを輸入しています。日本の食べものの半分以上が外国から輸入されたものでできています。
たとえば、みんながまい日食べている朝食を、日本でできる食べものだけでつくったらどうなるでしょう。
あっ! とおどろき、ほとんどなくなってしまいますね。おなかがちっともふくらみそうにありません。洋風の朝食は、ほとんど輸入した食べものでできているのです。日本ではパンに使う小麦粉をほとんどつくっていないんです。
では、昔ながらの和風の朝食だったらどうでしょう。
日本は先進国で、お金持ちの国だといわれていますが、自分の国の食べものを40%くらいしかつくっていません。60%は輸入しているのです。
「世界の食べものが足りなくなってしまうのではないか」という不安を世界じゅうの人がもちはじめています。こんな時、いちばん安心していられるのは、自分の国の食べものをちゃんと自分の国でつくっている国です。
では、世界の国々がどのくらい自分の国で自分の国の食べものをつくっているのかみてみましょう。
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●自給率(じきゅうりつ)とは
自分たちの食べものを、自分たちでつくることを「食料の自給(きゅう)」といいます。自分たちの食べものを、自分たちでつくっている割合を「食料の自給率」といいます。覚えておいてね!
自給率は、カロリーで計算することが多いです。日本の自給率は日本人が生きていくために必要な食べもののカロリーのうち、日本でつくった食べものからとっているカロリーはどのくらいかをみるものです。(カロリーとは運動したり体温になるエネルギーのこと。11才の男子なら2200Kcal、女子なら2000Kcalだね)
日本の自給率は40%です。日本は食べものの半分以上を外国から輸入しています。なお日本でつくられる肉のカロリーからは、輸入した家ちくのエサのカロリーをひいてあります。
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●世界の国の自給率(じきゅうりつ)
上の棒(ぼう)グラフは、世界のいろいろな国が、「自分の国の食べものを、どのくらい自分の国でつくっているか」(これを自給率といいます。くわしくは上を見てね!)をあらわしています。オーストラリア、フランス、アメリカは、自分の国の食べもの(上のグラフの緑の部分)だけでなく、外国にたくさん輸出できるだけの農産物をつくっています。
日本は悲しいことに、自分の国の食べものだけではおなかがいっぱいになりません。自給率の順位をみると、世界でもビリに近く、178国中129位です。これがオリンピックやワールドカップだったらぜったいに出場できません。みんな、日本の農業のサポーターになって農家をもっと応援しよう!
日本のように山の多いスイスも60%の食べものを自分の国でつくっているのだから、日本だってもっとがんばれるはずだよ。
データ:「いちばん身近な『食べもの』のはなし」(財)食生活情報サービスセンター・農林水産省、「ジュニアファクトブック」JA全中、東北農政局青森統計情報事務所
・食料需給表(平成15年度版)/農林水産省総合食料局 |
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